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多汗症とは 多汗とは、文字通り汗をたくさんかく人です。湿るなんてレベルじゃなく、そのままたっているだけで汗が吹き出てきてべチャべチャになります。特に脇からの発汗悩みが多いのが特徴です。ちなみに、服を絞(しぼ)れば汗が水滴状態で滴ります。逆に言うと、絞っても汗が出ない人は普通の汗かきです。あまり悩みすぎないでください。他人に聞きにくいことですが、あなたの汗の量は普通の人とかわりません。　 どうやって判別するの？ Tシャツを脱ぎ、汗の量が気になる部分を絞ってみると汗が水滴となって落ちてきます。 Tシャツの範囲以外の部分は、湿っていると感じたときに、トイレットペーパーに押し付けるとトイレットペーパーが汗でふにゃふにゃになり持ち上げようとするとぼろぼろ崩れます。 そうならない場合、単なる汗かきです。上には上がいます。あまり気にしないようにしてください。本当の多汗症の人に失礼です。 自分、勘違い？　多汗症かもと悩む人へ Q　友達に「手が湿っている」といわれたことがある。脇にすごい汗染みができていてからかわれた。 A　これが、誤認の一番多いパターン。緊張すると、誰でも手は湿ります。これはもう精神状態の差としかいいようがありません。ハンカチを必ず持つようにし、夏場は冷却用品をもち、手を冷やすようにしてください。すでに気になっている人は、冗談で流せるようになるまで時間はかかるでしょうが、あせらず、汗をかいてもごしごしぬぐわないように気をつけ、手を傷めないようにしてください。いつの間にか直っているか気にならなくなっています。　次に、脇の汗染みは誰でもできます。もし絞っても水滴が出ないならそれは普通です。ただ、見た目が悪いかどうかなので、気になる人はTシャツの下に汗脇パッド付のインナーを着るか、防水スプレーを振ってください。 Q　自動車教習所、面接など長いこと座っていたら、ズボンが湿っていた A　絞っても水がでないなら普通の緊張した人が陥る症状です。気になる人は黒など濃い色をした服を着てください。目立ちにくくなります。自分だけだと思いがちですが、たまに薄い色の服を着た人は濡れている事がはっきりわかることがあります。みんな同じなので安心してください。 対策 薄い生地の服だと絞れちゃうこともあります。試すときは、スポーツメーカーなどの厚手の生地でやってください。　たまに、ぺらぺらの生地で絞れたと嘆く人がいますが、ぺらぺらの生地なら誰でも絞れます。